水没・水濡れした直後に確認したいこと
まず、濡れた直後に電源を入れて状態を確認することは避けてください。NITEは、水没させたり水が掛かったりした製品では使用時に異常が生じるおそれがあり、濡れた直後に電源を入れるとショートによる異常発熱・発煙などが発生するおそれがあると案内しています。
また、充電用コネクターに液体が付着・侵入した状態で接続すると、コネクター内部でショートして異常発熱や発煙等が起きるおそれがあります。
外側が乾いて見える場合でも、それだけで安全に使えるとは判断せず、取扱説明書を確認するか、メーカー・販売店などへ再使用の可否を確認してください。
水没したモバイルバッテリーは発煙・発火するおそれがある?
水に濡れたモバイルバッテリーが必ず発火するわけではありません。ただし、水分の侵入は異常につながる可能性があります。
東京消防庁は、モバイルバッテリーについて、損傷や水分の侵入により発煙・発火のおそれがあると注意を呼びかけています。
NITEでも、水没や水濡れした製品について、濡れた直後に電源を入れることでショートし、異常発熱・発煙等が発生するおそれがあると案内しています。
そのため、「見た目に異常がないから大丈夫」と判断して電源や充電を試すのではなく、メーカー等の案内を確認することが重要です。
乾燥させればまた使える?「復活」「使える」を自己判断しない理由
検索では「乾燥させれば使える?」「復活する?」という疑問も多く見られます。
NITEの案内では、水没・水濡れした場合は、取扱説明書を確認するかメーカー・販売店に連絡し、再度使用して問題がないか確認するよう求めています。
つまり、外側が乾いたことだけを理由に、自己判断で電源を入れたり充電したりするのは避けるのが安全です。
一方で、このページでは「一度濡れたものは絶対に再使用できない」とも断定しません。製品の状態やメーカーの判断が関わるため、正式な案内を確認してください。
洗濯機で一緒に洗ってしまった場合はどうする?

衣類と一緒にモバイルバッテリーを洗濯してしまった場合も、自己判断で電源を入れたり充電したりしないでください。
NITEでは、モバイルバッテリーを誤ってシーツと一緒に洗濯して水没させたことで、浸入した水分によって基板上でショートが起き、異常発熱・焼損したと考えられる事故例を公表しています。
洗濯後に外観上の異常が見えなくても、取扱説明書を確認するか、メーカー・販売店等へ今後の使用について確認してください。
水濡れしたモバイルバッテリーはJBRCで回収してもらえる?
水濡れしたモバイルバッテリーは、通常状態の電池と同じようにJBRCの回収対象として扱うことはできません。
JBRCは、破損、水濡れ、膨張等の異常がある電池を回収対象外としています。また、JBRC会員企業外品やメーカー不明品なども回収対象外となります。
回収対象外となる電池の処分について、JBRCはメーカーまたは自治体へ相談するよう案内しています。
そのため、水没・水濡れした製品を通常のJBRC回収対象品として自己判断で持ち込むのではなく、メーカーまたはお住まいの自治体へ処分方法を確認してください。
水没・水濡れしたモバイルバッテリーの処分先を確認する方法
水濡れしたモバイルバッテリーの処分方法は、まずメーカーまたはお住まいの自治体へ確認します。
JBRCは、水濡れ等の異常がある電池について、メーカーまたは自治体への相談を案内しています。
また環境省は、家庭から出るリチウムイオン電池やリチウムイオン電池を使用した製品について、お住まいの市区町村のごみ捨てルールに従うよう案内しています。
自治体によって分別方法や相談窓口が異なるため、「不燃ごみ」「有害ごみ」など全国共通の区分で判断せず、市区町村の公式案内をご確認ください。

発煙・発火している場合はどうする?
すでに発煙・発火している場合は、通常の水没後の確認とは状況が異なります。
NITEは、モバイルバッテリーが発火し、煙や炎が噴き出している時は近寄らないよう案内しています。
ポケットに入る程度の小型のモバイルバッテリーで、火花が収まり、安全に対応できる場合には、大量の水を掛けて消火する方法が案内されています。
一方、対応が困難と判断した場合は、無理に近づかず、身の安全を確保することを最優先に119番通報してください。
ここで説明している大量の水による対応は、すでに発火事故に至った場合の案内です。通常の水没品の保管方法として説明しているものではありません。
モバイルバッテリー以外のリチウムイオン電池搭載製品も注意
水濡れへの注意はモバイルバッテリーだけの話ではありません。NITEは、リチウムイオン電池を搭載した製品全般について、水没させたり水が掛かったりした場合は、使用時に異常が生じるおそれがあると案内しています。
スマートフォン、充電式家電、携帯型の充電式製品などについても、製品ごとの取扱説明書やメーカーの案内を確認してください。
製品によって構造や対応方法は異なるため、このページの情報だけを使って分解や自己修理を行わないでください。
よくある質問
Q1水没したモバイルバッテリーは使えますか?
水没・水濡れした直後に自己判断で電源を入れないでください。NITEは、水没や水濡れした場合は取扱説明書を確認するか、メーカー・販売店等へ連絡し、再度使用して問題がないか確認するよう案内しています。
Q2乾燥させればまた使えますか?
外側が乾いたことだけで再使用の可否を判断しないでください。NITEの案内に沿って、取扱説明書やメーカー・販売店等へ確認してください。
Q3水没したモバイルバッテリーは爆発・発火することがありますか?
必ず発火するわけではありませんが、東京消防庁は、モバイルバッテリーの損傷や水分の侵入によって発煙・発火のおそれがあると案内しています。
Q4洗濯機で一緒に洗ってしまった場合はどうすればいいですか?
電源や充電を自己判断で試さず、メーカー等へ確認してください。NITEでは、シーツと一緒に洗濯して水没したモバイルバッテリーで、水分侵入による基板上のショートから異常発熱・焼損したと考えられる事故例があります。
Q5濡れたモバイルバッテリーを充電して確認してもいいですか?
水濡れ後に自己判断で充電して確認することは避けてください。NITEは、液体が付着・侵入した充電コネクターを接続すると、ショートによる異常発熱・発煙等のおそれがあると案内しています。
Q6JBRCの回収対象になりますか?
水濡れした電池はJBRCの回収対象外です。JBRCは、回収対象外品の処分についてメーカーまたは自治体へ相談するよう案内しています。
Q7水没したモバイルバッテリーはどこへ処分相談すればいいですか?
メーカーまたはお住まいの自治体へ確認してください。家庭から出るリチウムイオン電池等の処分方法は自治体によって異なります。
Q8膨張しているモバイルバッテリーもJBRCで回収できますか?
JBRCでは、膨張した電池も回収対象外です。メーカーまたは自治体へ処分方法をご相談ください。
Q9発煙・発火している場合はどうすればいいですか?
煙や炎が噴き出している時は近寄らないでください。NITEは、ポケットに入る程度の小型品で火花が収まり、安全に対応できる場合には大量の水を掛けて消火する方法を案内しています。対応が困難な場合は、身の安全確保を最優先に119番通報してください。
Q10引越しや実家整理でバッテリー以外にも片付けたい物が多数ある場合は?
水濡れしたモバイルバッテリー単品の処分方法は、メーカーまたは自治体へご確認ください。引越し、実家整理、遺品整理、空き家整理などで家具・家電・生活用品など片付けたい物が多数ある場合は、片付け全体についてアールファイブへご相談いただけます。
引越し・実家整理などでほかにも片付けたい物が多数ある場合
水没・水濡れしたモバイルバッテリー1点の処分方法をお探しの場合は、まずメーカーまたはお住まいの自治体へご確認ください。
一方、引越し前後の片付け、実家整理、遺品整理、空き家整理などで、バッテリー以外にも家具・家電・生活用品など片付けたい物が多数ある場合は、片付け全体についてアールファイブへご相談いただけます。
家庭ごみの収集運搬については、お住まいの自治体が案内する方法や許可業者の情報もあわせてご確認ください。
家財が多く、ご自身だけでの片付けが難しいときはご相談ください
引越しや実家整理、遺品整理、空き家整理などで、家具・家電・生活用品が多数ある場合は、状況に応じた片付け方法をご相談いただけます。
